2017/01/06

2017 念頭の挨拶



年頭にあたり、2017年に向けた思いをお伝えします。

昨年は世界中で劇的な変化が数多く起こり、今年は更に不確実性が増すなどといわれています。
我々は、活動当初から、時代の変化スピードや不確実性などを常に最重視して活動してきており、それらに対応するための新たな音楽の解釈や提供方法の考案、実践を絶え間なく続けてきたことで、シーンでの地位を確立して参りましたが、酉年ということもあり、より一層広い視野でシーンを俯瞰し、新しい価値提供のスピードアップを図っていきます。

昨年度の活動においては、シーンに生き残るために求められることを的確に把握し、シーンの裏側を深く知ったうえでキメ細やかなパイセン対応をするなど、日々並々ならぬ努力をされたTPP若手メンバーには大変感謝しています。本当にありがとうございます。今年はより一層のシーンへの楔の打ち込みに大いに期待します。

さて、私たちの基盤事業であったダンスホールミュージックの日本国内での市場規模は年々縮小し、従来のビジネスモデルでの活動領域の創出はどんどん難しくなってきています。
このような状況は、かねてから想定していたことであり、そのために「TOKYO POSE POSSETPP)」での活動を加速・進化させてきた訳ですが、お客様、シーンの求める新しい価値観に応えられるよう、より一層の進化をするために、今年考えていることをご説明します。

一つ目は、TPPにおける活動領域拡大です。市場の伸びが見込みにくい領域ではあるものの、世界的なBPM100ブームは流行から定番に移りつつあり、付加価値の高い音楽を海外向けに提供(得にネット上)することで新たな活動領域を拡大します。

二つ目は、将来のTPPを支えるメンバーの早期育成です。メンバーそれぞれが持つ得意分野で成長性が見込まれるものがいくつもありますので、それらについて、主体的な活動を促し、チームとしても重点的に強化していきます。

チームの総力を結集して、未来を見据えた強いTPPを作り、「オーディエンスサティスファクションの最大化」という使命を最優先に、お客様の真の「楽しさ」に貢献し、「流行」を新しい価値として提供することにチームの総力を挙げて取り組んで参ります。また、昨年以上に、お客様や業界からの「良かった」の輪を広げて、シーンの発展に寄与できるよう楽しく活動していきたいと思います。


最後になりましたが、この一年の皆さんとご家族のご健勝とご活躍を祈念いたしまして、新年の挨拶といたします。