2018/02/19

格差


日本のダンスホールとヒップホップのシーン
音楽そのものだけでなく文化的背景が必ずセットなる似たような世界で、
親和性も高いし、大きな括りとしては同じカテゴリとして扱っていいはず。

でも、この2つには大きな格差があって、全くもって同種のものとは括れない。
マネタイズの規模感、社会的信用、何をとっても大きな差が開いてしまっている。
同じと思っているのはダンスホールの人たちだけでしょう。
 
 なぜこの差が生まれて大きくなったのか。
一番の原因は、行き過ぎた現地至上主義だと思う。

海外現地が正解であるという主張のボリュームによって、
日本独自のシーン形成に大きな影響が出てしまった。
ヒップホップシーンからはそういう声を聞いたことがない。
ダンスホールにおいては、昔はあまり聞かなかったが、年々その主張が目立つようになり、結果的に入り口を狭めてしまったためにシーンが拡がらなかったように感じる。

業界がシュリンクしている今こそ、日本独自のシーンはそれはそれで良いものだと
自信を持って声を大にして主張しないといけないと思う。


2018/01/09

年頭の挨拶

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨年は、TPP飛躍の年だったと自負しています。
メンバーそれぞれが専門性を発揮することにより、オリジナル音源リリースや、
求めている形でのパフォーマンスができるなど、これまで出来なかったことが成果として着実に表れた年でした。

今年は昨年の流れをより確実に繋げていく事で、
より一層海外進出という将来の目標に向けた動きを形にしていきたく、
特に、国内・海外それぞれに向けた音源・映像コンテンツの製作という
2つの軸を中心に活動することになりますのでご期待ください。

現場については、旧RQメンバーを中心としたTPPによるレギュラーを終了し、
若手メンバーを軸とした新しいパフォーマンスの場所を模索しつつ、
大人が集まれる場所も作れるよう、平行して年寄りメンバーも頑張ってまいります。

今年一年の読んでくれた皆さんと、メンバーの健康、活躍を心から祈念し、
新年の挨拶といたします。充実した一年にしてまいりましょう。

2017/11/29

音楽愛ってなに

先般、どういう流れだったか忘れたけど、
自分は音楽そのものに対する愛情はなくて、それをやってる人やシーンへの愛情のみ持っている。
というような発言をTwitterでした。
これには、内心死ねよと思っている同業者が多いように感じた。見えない空気感。

どう思われようとどうでもいいんだけど、音楽そのものに対する愛情っていうのは
全然理解できないから、本物の愛を持ってる人には教えてもらいたい。
少なくとも、今までいろんな人の演奏やらなんやら見てきたけど、
愛情が伝わって、これが音楽への愛だ!とか感じたことも一度もない。

僕は、音楽そのものではなく、海外のシーンをそのままトレースしつつ
日本ナイズして日本のシーンを築いている同志達への尊敬と愛情を持っている。
ただ音楽だけを愛しているなら別にリスナーでいいし、好き勝手に活動すればいいけど、
シーンや人を大事に思っているからこそ、自分の利益以外ことも考えて活動する必要があるし、
そういう志を持った人が集まるからシーンが成り立つんだと思っている。

だから、僕の当該Tweetを見て、あいつはまたバカなこと言ってると思った
日本語読解力の低いバカな同業者もみんな愛している。

人を愛せない人に音楽なんか愛せないだろう。

2017/09/08

9月なのに暇なのか



ネットで流行らせる文章の書き方には流行りがあると思う。
これらは最近見た中で最も顕著に最近の流行手法の型にはめた展開と要素構成で書かれている。

お分かりいただけたでしょうか?

例えば、本論とあまり直接的に関係なくてもいい、時事ネタや芸能ネタなどを冒頭に餌としてぶら下げる。というか冒頭に意味不明にぶつける。そのうえで、実際よりかなり誇張した内容を連ねて、結論があるわけでもなく、単なる何かの宣伝になっていたりする。

音楽もイベントもファッションもこの感じであざとく書かないとバズらないのかな?
幸いにも要素としては元々いっぱい含有しているんだから、思い切って寄せていくのもあり。
お金かけてそれができるところはこういう人達使ってもいいと思うし。

でも結局かっこつけたいってのがベースにあるからやらないか。自分はやらないし。

2017/06/29

フューチャーの意味

どんな世界でも良かった過去に縛られている人は多い。

自分も、ダンスホールバブルの熱狂の渦の現場にずっといたから、あの頃ああだったのにという思いにかられることはある。
月曜から日曜まで文字通り毎日、渋谷、新木場など都内主要クラブのメインフロアでダンスホールレゲエのみのイベントが開かれて人で溢れ返ってたし、熱狂的な盛り上がりだった。

バブルに乗っかったのではなく、そのブームを作っていった一端を担った自負がある。
だから、自分も良い意味でも悪い意味でも「ダンスホールバブル」に縛られていると思う。
当然同じようなことを今求めたって仕方がないのも分かってるけど、やっぱり心のどこかで楽観的に考えてしまっている部分がある。

あんなに流行ったんだから、みんなダンスホールというものぐらい知っているだろう
っていうのはとんでもなく大きな間違い。
今また「ダンスホール的打ち込みの音」が流行っているだけでダンスホールミュージックそのものやその文化には興味がある訳ではない。

10年前がどうだったかなんて当事子供だった今のお客さんが知る訳がないし、あの時のお客さんをどうしたら取り戻せるか考えるなんてとんでもなくナンセンス。
そんな超シンプルで当たり前のことに気が付いていない人は多い。
もちろん、ターゲットを絞って特化したイベントはそれはそれで良いと思うけど、
過去の呪縛から抜けられないプレイヤーには、変化が必要とは実感しがたいんだろうと思う。

これはどんな商売でも同じで、過去のお客さんを取り戻すなんて発想では絶対に発展しない。
未来のお客さんを確保するべく地道な努力をしなければダメに決まってる。
伝統芸能だって、時代に合わせた変化をし続けているんだろうし、全ては未来を見てどうかってことだよね。

だからフューチャーなんだよね。
音的に新しい感じ、未来っぽいとかそういうことでは全くない。